外出時にふと「あれ?鍵かけたっけ?」と不安になった事はありませんか?
鍵をかけ忘れても、自宅へ確認に戻れない…
ある調査では、主婦を対象に鍵の閉め忘れが不安になって家に戻った経験を調べています。結果は「家に戻った事がある」73.6%、「家に戻っていない」17.5%と、家に戻った事がある主婦が大多数となりました。
しかしこの調査には続きがあります。「カギの閉め忘れが不安になって、家からどれくらいで戻れる時間なら家に戻るか」という質問に対しては「30秒以内(で戻れる距離)」(48.8%)、「1分以内」(16.6%)、「3分以内」(13.3%)と、実に8割の主婦が、3分以内で戻れる近距離でなければ、鍵の閉め忘れが不安になっても確認に戻らないという実態が明らかになったのです。
空き巣は家のどこから入って来るのか?
警察庁によれば、空き巣などの侵入窃盗のうち、実に45%も無施錠箇所(鍵がかかっていないところ)から侵入しています。
泥棒からすると、大きな音を出して鍵を壊すよりも、ドアノブにちょっと手をかけて鍵がかかっているかどうかを確認するだけで良い無施錠箇所からの侵入の方が、よっぽどリスクが低く侵入しやすい、という訳です。
出典:警視庁「平成26,27年の犯罪情勢」
鍵のかけ忘れ防止グッズ
冒頭の調査でもご紹介した通り、鍵のかけ忘れが心配でも、戻るのに3分以上かかる所まで来てしまっていたら、多くの人は確認のために戻りません。
最近では、手元の鍵に装着するだけで、玄関の鍵をかけたかどうかが一目で分かるグッズも販売されています。しかし、遠方で鍵のかけ忘れに気づいた時はどうするんだろう?と悶々とした気持ちが残ります…。
鍵が必ず掛かると言えば、ホテルでお馴染みのオートロックです。大手ドアメーカーさんからは、ドアが閉まれば自動で鍵がかかるオートロック内蔵型の最新ドアが販売されています。ドアごとの交換となるため、それなりの初期投資への覚悟は必要です。
ドアはそのまま。鍵だけオートロックにできれば一番良いですよね?実はすでにそういう商品もあるのです。後付けで自宅のドアがオートロックになるオートロック錠なら、数万円の初期費用で、簡単に取り付けが可能です。こういった鍵は外国製のものも少なくありませんが、アフターメンテナンスがしっかりとした国内メーカーのものを選べば、いざという時にも安心です。